神奈川県が運営する生活困窮者支援サイト「かながわ生活応援サイト」において、不正アクセスを原因とする情報流出の可能性が判明した。
9月4日公表によると、複数の職員にて不審なメールが届く事態が確認されたことで調査が開始された。
当該サイトの運営委託先の民間団体「かながわ生活困窮者自立支援ネットワーク」において不正アクセスとみられる被害が確認され、研修参加者などの個人情報が流出した可能性が懸念されている。
被害対象とみられるのは研修参加者約500名とされており、流出した情報には氏名、メールアドレス、所属が含まれていたという。
攻撃者により窃取されたデータは現在アクセス不可能な状況となっており、バックアップもされておらず復旧が困難と説明されている。
被害状況の詳細や影響範囲など、引き続きの調査が進められている状況という。
【参考URL】
委託事業者による個人情報の流出について
https://www.pref.kanagawa.jp/index.html