神奈川県が実施している「かながわ旅割」事業において、メールの誤送信により複数件のアドレス情報流出が発生したという。
概要
メールの誤送信があったのは、7月29日。
当該事業の委託先である「株式会社日本旅行」が、新型コロナウイルス感染者の有無を確認するメールを一斉送信した際に問題が発生。
本来は送信時にBccで行うところを誤ってTo欄に入力し実行したため、受信者間で互いにアドレス情報が閲覧できる事態となっている。
メールを受信した同事業へ参加している旅行事業者からの指摘により判明している。
影響範囲
当該メール誤送信による影響は以下の通り。
誤送信先:
「かながわ旅割」事業に参加する旅行事業者193社
流出した情報:
メールアドレス情報
対応
神奈川県の調べでは、メールの一斉送信時に複数名での確認工程を怠っていたことが原因だったという。
同県は、全メール誤送信先に個別での連絡を実施。
同時に日本旅行社に対し、業務改善を行うよう指示している。
【参考URL】 委託事業者によるメールアドレスの流出について https://www.pref.kanagawa.jp/prs/index.html |