マットの「クリーンテックス」40,600件の情報流出の可能性 サーバー内データ暗号化

マット製品の製造や販売、レンタル業を展開する「クリーンテックス・ジャパン株式会社」において、外部からの不正アクセスによる顧客情報の流出が懸念されている。

被害状況

クリーンテックス社によると、不正アクセスの疑いが判明したのは7月8日。
同社従業員が、社内のシステムにアクセスできない事態を確認し問題が浮上。
調査の結果、第三者からの不正アクセスおよび、同社内複数のサーバーにおいてデータが不正に暗号化される事象が確認されている。
現在、当該攻撃による影響範囲の調査や復旧作業が進められている状況にあるとのことで、詳細については特定されていない。

懸念される影響範囲

暫定調査では、当該攻撃により影響が懸念されている対象は以下の通り。

被害対象:
2016年5月11日から2022年7月7日までの期間、同社オンラインストア、楽天、Amazon、Yahooショッピングで商品購入した顧客
流出情報:
利用者または配送先の氏名、住所、電話番号、注文商品
件数:最大40,600件

同社によると、被害の可能性がある各情報は商品発送に必要となる情報であり、認証や決済に関するデータは保管環境が異なる理由で被害対象外とのこと。

対応

クリーンテックス社は、被害を受けた全サーバーのネットワークを遮断しており、新たな攻撃は確認されていないとしている。
同時に影響を受けたとみられる全顧客に、個別での連絡を実施している。

【参考URL】
社内サーバーへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性のお知らせとお詫び(第一報)
https://www.kleen-tex.jp/

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