埼玉県本庄市の「児玉郡市広域消防本部」副分署長が、組合内のグループウェアに不正アクセスを実行したとして懲戒処分された。
公表によると同副分署長は、職員のスケジュール管理やメール機能を担うグループウェアに、他職員のアカウントで不正ログインを繰り返していたという。
不正ログインは約3年にわたり行われており、複数のアカウントを使用していたことも判明している。
閲覧されていたのは他職員の業務に関する情報とされており、具体的にどのような内容含まれていたのかは公表されていない。
なお、外部への流出や住民情報への影響は確認されていないと報告されている。
児玉郡市広域消防本部は対応として、当該副分署長を懲戒処分。
減給2カ月(給料月額の10分の1)を言い渡した。
加えて当該副分署長の管理監督責任も追及しており、課長級の管理監督者3名に対して口頭注意も行っている。
なお、動機について本人は「興味本位だった」と供述していたとのこと。