サイバー攻撃で農業生産者や応援者4,657名分の個人情報、窃取されたおそれ【熊本県】

熊本県が運営する農業推進活動「くまもとグリーン農業」で、外部からのサイバー攻撃被害が検知された。
これにより個人情報の流出が懸念されている。

県によると、サイバー攻撃が確認されたのは2024年11月23日と25日で、大量のアクセスが集中した結果、サーバーがダウンする事態が確認され問題が浮上。
その後の調査で、ホームページ内「店舗紹介」ページにセキュリティ上の脆弱性があったことが確認されており、これを第三者に狙われ攻撃されたとみられている。
不正アクセスは計21,000回以上実行されていたことが判明している。
なお、当該攻撃により「くまもとグリーン農業」に登録している生産者や応援者4,657名分の個人情報が流出した可能性が懸念されており、氏名や住所、電話番号などが含まれていたとされている。

県は対応として、被害対象者に個別での連絡を実施。
今後の対策に向け、セキュリティ対策の強化とシステム全体の安全性を再評価する予定を示している。
今回の事件について、県担当者は「環境に優しい農業を推進するための重要な情報基盤が狙われたことは残念。徹底した調査と再発防止に努める」とコメントしている。

【参考記事】
https://nordot.app/1235794016853491966?c=1165586575134900434
https://rocket-boys.co.jp/10977/

最新情報をチェックしよう!