学校図書館向けの整備事業を担う「図書館図書整備協会」で、2026年1月にランサムウェア被害が確認された。
公式ホームページが長期間利用できないなどの影響が出ている。
協会によると2026年1月7日から、ホームページにアクセスできない障害が発生。
調査の結果、外部の第三者が不正な手法を用いて侵入し、ランサムウェアを含むサイバー攻撃を行った可能性が高いことが判明している。
同障害によりホームページ上で提供していた書籍検索、選書リストの作成、書籍の発注、納期確認、送付先変更など、すべてのオンラインサービスが利用できない事態が起こっている。
なお個人情報などの外部への情報流出については、2026年1月16日時点では確認されていないものの、なりすましメールやフィッシングメールが送信される可能性が懸念されている。
協会は対応として関連するサーバーを停止し、ネットワークの遮断などの緊急措置を実施している。
現在は、外部の専門機関と連携しながら原因の究明とシステム復旧作業を進めているとのことで、警察への相談や被害届の提出準備、関係機関への情報提供も行った。
また、不審なメールや添付ファイルを開かないよう呼びかけを行っており、ホームページが復旧するまでの間は、書籍の注文や問い合わせは電子メールやFAXで受け付ける対応に切り替えられている。
ホームページの復旧については、複数のシステムが連携して動作しているため、停止中の各サーバーを安全な環境で順次確認し、必要に応じて再構築する作業が必要になると説明されている。
復旧時期は調査結果次第とし、おおむね1か月前後を要する見込みとしており、今後新たに公表すべき事実が判明した場合には、プレスリリースや公式情報発信サイトを通じて速やかに報告する予定とのこと。
【参考記事】
https://www.j-sla.or.jp/