ルイ・ヴィトン、不正アクセスで顧客情報流出か フィッシング詐欺にも注意喚起

2025年7月2日、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のシステムが外部からの不正アクセスを受け、保有していた顧客情報の一部が第三者に取得された可能性が判明。

ルイ・ヴィトン ジャパン社によると、不正にアクセスされたのはルイ・ヴィトンの英国部門を含む一部システムとのことで、顧客の氏名、連絡先、購入履歴などが流出対象とされている。
なお、パスワードやクレジットカード番号、銀行口座情報などの金融に関する情報は被害対象外だという。

現時点では、流出した情報が悪用された痕跡は確認されていないものの、同社から個別の案内を受け取った場合は、内容をよく確認した上で、フィッシング詐欺や個人情報の不正使用などに十分注意することが求められている。
今回の事案を受け、同社は直ちに対策を講じ、外部のサイバーセキュリティ専門家と連携して調査を進めるとともに、社内のセキュリティ体制を強化しているとのこと。
また、個人情報保護に関する行政機関である情報コミッショナー事務局など、関係当局への報告も完了しているという。
同社は「お客様の個人情報保護は最重要事項であり、今後同様の事案が再発しないよう全社的な対策を講じていく」とコメントしている。

【参考記事】
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

最新情報をチェックしよう!