アメリカの大手セキュリティベンダー「サイランス」の日本法人より、近年のマルウェアの代表格ともいえる、「ランサムウェア」や「トロイの木馬」は大きな進化を遂げており、もはや従来のシグネチャ式の検出法では対応が困難との調査結果が出されました。
さらには「陽動作戦」と呼ばれる、目的の攻撃方法を隠すために、別の目立ちやすい攻撃方法を並行して実行し、痕跡も残さないという攻撃も確認され始めているとのこと。
また同社の脅威解析チームから、「マルウェアの全体数:10%増加」「ランサムウェアの被害企業数:26%減少」「暗号通貨マイニングの感染企業数:47%増加」という結果が発表されています。
【参考URL】 ランサムウェア高度化や「陽動作戦」の発生を報告–サイランス |