【松井証券】委託先従業員が顧客の認証悪用し不正出金 発覚で逮捕に

松井証券株式会社の証券取引システムにおける開発や保守業務を受託している「SCSK株式会社」元社員が電子計算機使用詐欺等容疑で逮捕された。

概要

2020年1月未明、松井証券顧客より身に覚えのない取引があったとのと合わせがあり問題が浮上。
調査の結果、松井証券の取引システム開発を専任していたSCSK社従業員1名によるものと判明。
顧客のIDやパスワードなどを取得し、不正に出金している事実が確認されている。

被害対象

当該被害は、松井証券顧客15名が対象。
被害総額は2億円になるという。
なお、個人情報流出や管理プロセス面での問題は検出されていないとのこと。

対応

不正な出金が判明した時点で、警察への相談を実施。
以降、各社および警察と連携し2020年9月に告発状を提出。
当該従業員は、電子計算機使用詐欺等容疑で逮捕されている。
 

【参考URL】
当社元社員による不正行為について—-SCSK株式会社

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