厚生労働省が実施する「血液製剤使用適正化方策調査研究事業」において、個人情報のマスキングにミスがありweb上で情報流出した。
厚生労働省のweb上では、同事業の委託先である「合同輸血療法委員会」からの報告内容を公表されているが、作成された報告書内の個人情報のマスキング処理に問題が確認されたという。
特定の操作を行うと、マスキング処理を外し閲覧可能であったことが判明している。
影響があったのは、鹿児島県および兵庫県の合同輸血療法委員会から提出された書類データで、患者番号、氏名、カナ氏名、住所、血液型、血液製剤、患者顔写真などの個人情報が閲覧できる状態だったとのこと。
厚生労働省は、web公開前にデータ内容のチェックを行い、各委託先への個人情報取り扱いに関する注意を呼びかけ再発防止を図るとしている。
【参考URL】
委託事業における個人情報漏えいについて
https://www.mhlw.go.jp/index.html