三菱電機サイバー攻撃被害で、防衛省開発中の機密情報も流出が判明

5月20日、三菱電機がサイバー攻撃を受け、防衛省が研究開発を進めている高速ミサイル「高速滑空弾」の情報が流出した可能性があるとの情報が公開されております。

概要

三菱電機は2020年1月と2019年6月にサイバー攻撃被害が発生しており、当時防衛インフラに関わる情報や従業員の個人情報などの機密が流出したと発表されております。

過去記事: 三菱電機がサイバー攻撃被害 8,000名近くの個人情報や企業機密流出の疑い

今回判明したのは、2018年10月、防衛省が「高速滑空弾」のテストに関する性能や評価基準が記載されたデータがサイバー攻撃により流出した可能性があるというものです。

三菱電機は高速滑空弾に関する情報は、今後変更もあることから日本の安全保障において特に秘匿が必要な「特定秘密」にあたらないとして管理、一方の防衛省側は厳重な情報管理を求めていたとのこと。
防衛省は、今回の情報流出を受け、三菱電機から別の企業と契約へ変更したとのことです。
 

【参考URL】
三菱電機から防衛省の最新鋭ミサイル情報流出か 相次ぐサイバー攻撃で

最新情報をチェックしよう!