不動産の仲介・管理業務を展開する「三菱地所ハウスネット」社は、同社が保有するメールドメイン「@mec-h.com」が第三者に悪用され、大量の迷惑メールが送信されていたことを明らかにした。
同社の発表によると、不正利用が確認されたのは「apps@mec-h.com」というメールアドレスで、2025年4月27日から28日にかけて、約50,000通の送信が行われていたという。
該当するメールサーバーのログインパスワードを無効化し、サーバーの利用を即座に停止する対応を取ったという。
事案に関しては、社内のデータベースへの不正アクセスや個人情報の流出は確認されていないとし、同社は利用者に対して安心を呼びかけている。
三菱地所ハウスネットでは、情報セキュリティ対策に日頃から取り組んでいるものの、原因の調査および再発防止策の強化に努める姿勢を示している。
同社は、不正に送信されたメールを受信した人々に対し、「多大なるご迷惑とご心配をおかけした」と謝罪している。
【参考記事】
https://www.mec-h.co.jp/