産業用ボイラー事業の「三浦工業」社は、同社システムが第三者による不正アクセスを受けた件について続報を発表。
顧客や取引先に関する情報191,609件が流出した可能性があるという。
流出した可能性がある情報として、輸出管理に関する顧客・取引情報165,960件が対象で、
会社名・住所・電話番号最終需要者名、船名、オーナー名などが該当。
さらに製品配送に関する情報も対象で、法人と個人の氏名・住所・電話番号・会社名など25,649件が該当しているという。
なお同社は「クレジットカード情報や銀行口座情報は含まれていない」と説明している。
公表時点での対応として、外部の専門機関と連携して調査と復旧作業が進められている状況とされ、停止していた一部サービスは8月16日時点で再開。
また、社内ネットワークの障害についても、8月21日時点で一部を除き復旧したという。
同社は詐欺や不審な連絡に悪用される懸念があるとして、影響を受けた対象者に向け「予期せぬ第三者からの連絡には慎重に対応してほしい」と呼びかけている。
今後も完全復旧と再発防止に向けて取り組む方針を示している。