室蘭工業大学において、新たにEmotet感染が発生し大量の不正メールが外部に送信された。
概要
同大学では、4月から6月までの期間に職員3名のパソコンにおいてEmotet感染が発生。
攻撃者により学外に大量のスパムメールが送信されており、総件数は8,300件に至った。
過去記事↓
以降対策として、学内での注意喚起が行われたが7月11日新たに職員1名のパソコンがEmotetに感染。
1,500件のスパムメールが学外に送信される、同様の被害が発生したとのこと。
対応
室蘭工業大学は、被害発生したパソコンの認証情報変更およびネットワーク遮断を実施。
また、JPCERT コーディネーションセンターが提供する「EmoCheck」を使って学内職員および生徒のパソコンをフルチェックしたとのこと。
9月2日公表時点での新たな被害は確認されていない。
【参考URL】 マルウェア感染が原因と思われる本学メールアドレスを悪用したメール送信のお詫びについて https://muroran-it.ac.jp/guidance/ |