厚生労働省は、職業訓練などの労働市場に関する情報を管理・提供するサービス「マイジョブ・カード」において不具合が発生したと公表。
別人の情報が表示される事象を確認され、サービスへのログイン機能を停止する対応が取られた。
「自分以外の情報が表示される」との問い合わせが複数件寄せられたことで、問題が把握されている。
調べにより、影響を受けた利用者は20名で、いずれも別人の情報が表示されていたとのこと。
表示されていた情報には、氏名や住所、メールアドレス、携帯電話番号、職務経歴、免許・資格などの個人情報が含まれていた。
不具合の原因は、運用開始した設定変更時のミスによるもので、情報の入れ替えが発生していたという。
公表時点で停止されていたログイン機能は再開している。
厚生労働省は利用者への謝罪と共に再発防止策を講じており、設定の修正と確認手順の見直しを実施している。
【参考記事】
ウェブサイト「マイジョブ・カード」の運用再開について
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202404.html