【那覇市】図書館にランサムウェア攻撃 復旧に数カ月休館の可能性も

沖縄県那覇市の図書館がサイバー攻撃被害を受け、現在も復旧対応が続いている。

概要

攻撃が発覚したのは、10月13日、職員が同図書館のシステムエラーを検知した。
外部業者に連絡を行ったところ、利用時データが記録されるカードと紐づけされているデータセンター側のサーバーで障害が判明したという。
ランサムウェアによる攻撃とみられており、10月17日時点で復旧および影響範囲の調査が続いている状況とのこと。

被害状況

データセンターの障害により、図書館をはじめ全8カ所の施設運営に影響が発生。
貸出、予約、資料検索などの利用が不可能な事態が続いており、復旧の目途が立っていないとされている。

なお、データセンターで保管されていたデータは、本67万冊分と利用者19万名分になるとのこと。
調査が継続中であることから断定はされていないが、攻撃者に各情報が窃取された可能性は否定できないという。

また、利用者とデータセンターとの紐づけシステムが復旧できなかった場合、すべて手作業によるデータ入力となることから数カ月間の休館となる可能性もあるとのこと。

【参考URL】
図書館システムの障害について
https://www.city.naha.okinawa.jp/lib/n-information/20221014.html

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