税金の支払いについてと国税庁をかたるフィッシングSMSが流行しているとの注意喚起が行われている。
概要
フィッシング対策協議会に寄せられている報告によると、確認されているフィッシングSMSには「税金の支払い方法に問題がある」「未払いの税金」などの文言が記載されているという。
文末には外部ページへのURLが記載されており、リンク先は国税庁の正規ページを模したフィッシングサイトとなっており、「差押最終通知」として滞納金や納付期限などの騎士阿賀されている。
また支払いについてとクレジットカード情報を入力させるフォームが用意されており、攻撃者が情報窃取を目的としたものとみられている。
対策
国税庁の正規ページでは、「ショートメッセージによる案内は送信していない」としてフィッシングメールSMSに対しての注意喚起を行っている。
一方フィッシング対策協議会からは、個人情報を求められた際はむやみに入力せず類似のフィッシング詐欺事例がないかを調べるよう推奨している。
また、androidデバイスの場合は不審なアプリのインストールを誘導する手口も確認されているとして、合わせての注意が必要とのこと。
国税庁をかたるフィッシング (2022/08/15) https://www.antiphishing.jp/news/alert/nta_20220815.html 不審なショートメッセージやメールにご注意ください https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf |