NHK(日本放送協会)は2026年3月18日、情報システムに関するメールの誤送信により、合計3万2940名分のメールアドレスが他者から閲覧可能な状態となっていたと公表された。
誤送信されたメールは東京・渋谷のNHK放送センターで利用されている情報システムの作業申請に関連する承認依頼についてのものだった。
本来は限られた関係者にのみ送信される内容だったが、実際にはシステムの仕様により100名単位のグループに分けて送信されたとのことで、同じグループ内の受信者同士で互いのメールアドレスが表示される事態になっていた。
NHKの説明では、情報システムの保守を担当する外部ベンダー(システムの開発や運用を委託されている企業)の作業担当者が、送信先として誤って「システム登録者全員」を選択したことが原因とされている。
当該メール誤送信で、NHKの職員やスタッフ1万5199名、関連団体の社員などが9188名、取引先などの外部事業者8553名がそれぞれ影響対象となっている。
NHKは、誤送信先の関係者に対してメールの削除を依頼するとともに、「対象者に迷惑をかけた」として謝罪。
2026年3月18日時点でメールアドレスの不正利用などの二次被害は確認されていないとしている。
再発防止策として、NHKはシステム登録者全員を一括で送信先に選択できないよう情報システムを改修する方針を示しており、また本件については個人情報保護委員会へ報告している。
【参考記事】
https://www.oricon.co.jp/news/2443018/
https://www.tokyo-np.co.jp/article/475670
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d7e7a9ce0ff7b50c46b8b3cc56e8018b9b7b3d