NHK放送センターにおいて、外部からの不正アクセス被害で個人情報が流出する事態が確認されている。
不正アクセス被害は7月31日、東京都にある業務用サーバーで発生しており、外部の調査機関など含めた調査対応が開始された。
9月26日公表時点では個人情報の不正利用や二次被害は確認されていないものの、流出の可能性は完全に否定できないとされている。
影響対象として懸念されているのはNHK職員や業務委託者など23,435名分の個人情報で、氏名やメールアドレス、ユーザID、パスワードなどが該当するという。
なお、被害のあったサーバー内には「受信契約者情報」「取材に関する情報」は含まれていなかったと説明されている。
NHKは、影響が懸念される全関係者に個別での連絡を行うとしており、再発防止に向けたセキュリティ対策を実施していくという。
【参考記事】
不正アクセスによるNHK従業者等の個人情報漏えいのおそれについて
https://www.nhk.or.jp/info/