「新潟大学医歯学総合病院」で患者情報が含まれていたというUSBメモリが紛失した。
公表によると紛失は2025年11月5日に発生したとされており、同日病院の内分泌代謝・糖尿病内科で、専門医申請に必要な経験症例リストや病歴要約のデータが保存されている可能性のあるUSBメモリが院内ミーティングで使用された。
しかし、11月18日に所在が不明になっていることが判明。
病院は直ちに院内外の関係箇所を徹底的に捜索し、警察へ遺失届を提出したが、2026年3月25日の発表時点で発見には至らなかったという。
紛失したUSBメモリには、2019年8月から2024年8月までに同病院の内分泌・代謝内科で外来診療または入院した116名分の患者情報が含まれていたという。
記録されていたのは患者ID、病院名、内分泌・代謝内科領域の主病名、診療期間、年齢や性別、詳細な診療経過の要約などが該当している。
なお、患者の氏名、住所、電話番号といった直接的な連絡先情報は影響対象外だったという。
病院は、USBメモリが暗号化されていない状態だったため、情報流出の可能性を完全に否定できないと説明。
現時点で第三者による不正利用や被害の報告は一切確認されていないものの、該当する可能性のある患者に対しては個別に通知を進めている。
また、再発防止策として、全職員を対象とした個人情報保護に関する教育や研修をさらに強化する方針を示した。
病院側は「このような事態を招き、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と述べ、発見に向けた努力を続けるとともに、情報流出が確認された場合には速やかに対応するとしている。
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