インターネット回線関連サービスを展開する、NTT傘下の「株式会社NTTぷらら」において、不正アクセスおよび情報流出問題が確認されている。
概要
不正アクセスが判明したのは、7月1日。
NTTぷらら社の業務委託先である「NTTロジスコ」の物流システムが、第三者からの不正アクセスを受けたことによるもの。
被害状況
NTTロジスコ社によると、委託業務で取り扱うNTTぷらら社の機器配送情報が管理された、サーバー内のデータが消失していたとのこと。
サーバーには外部から侵入された形跡が確認されている。
また、顧客の個人情報も同サーバー内に保管されていたとのことで、情報流出の懸念が上がっている。
なお、現在も調査が継続中で具体的な被害状況および規模の特定には至っていないが、暫定で800万件のデータに影響が出ると予測されている。
対応
NTTロジスコ社では、問題発覚後NTTぷらら社に関わる全サーバーの運用は停止。
セキュリティチェックおよび、パスワード変更などを実施。
調査の経過については今後、継続的に情報開示される予定とのこと。