PC画面上の警告に騙され身代金 育児サポートセンター会員1,695名の情報流出

東京都青梅市の幼児保育サポートボランティア「青梅市ファミリー・サポート・センター事業」において、利用会員の個人情報が流出した可能性が判明している。

概要

情報流出の可能性が判明したのは4月27日、同事業の委託先従業員のパソコン上で発生している。
原因は攻撃者からの指示に従って何らかのソフトをインストールしたことによるものとみられている。
パソコン画面にMicrosoft社サポートに電話するよう警告が表示されたとのことで、同従業員は電話の指示通り操作した。
その後、画面上に身代金を要求する表示が画面上に現れたことで被害の発覚および、パソコン内に記録されていた会員の個人情報が窃取された可能性が懸念されている。
なお、被害対象とみられる情報は以下の通り。

被害対象:
2006年9月27日から2023年4月27日までの期間、「青梅市ファミリー・サポート・センター」へ会員登録した1,695名
流出した可能性がある情報:
氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど

対応

5月16日青梅市からの公表では、被害のあったパソコンはネットワークから隔離し、引き続き調査が続いている状況。
問い合わせ用専門窓口の設置や、被害対象者への状況説明書面の郵送などを進めているという。
新たに判明した事実に関しては、随時web上で公表されるとのこと。

【参考URL】
https://www.city.ome.tokyo.jp/

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