佐賀県鹿島市で、児童生徒の個人情報が流出する事態が発生したとのこと。
これは、市内児童生徒が利用するオンラインデザインツール「Figma」で、登録していた児童生徒の個人情報が、他の学校の生徒からも閲覧できる状態になっていたというもの。
市の発表によると、対象となったのはFigmaを利用していた児童生徒161名で、氏名、メールアドレス、プロフィール写真が、同ツールを利用する市内の他の小中学校の児童生徒間で相互に閲覧可能な状態だったとされている。
原因は、サービスを提供するFigma社のシステム設定に誤りだったとのこと。
公表時点でシステムの問題は解消されており、これまでに被害の報告は入っていないとされている。
市教育委員会は、Figmaの利用を停止するとともに、他のツールにおいても同様の事案が発生する可能性がないか確認を進めている。
また、個人情報の取り扱いに関する指導を継続していく方針とのこと。