大阪市福祉局が行った事務連絡メールにおいて誤送信があり、個人情報が流出したとのこと。
大阪市福祉局によると、介護職員の派遣依頼に関するデータを誤って添付したことで情報流出が発生したという。
本来であれば「派遣決定者リスト」が添付されるべきだったところ、「送付先一覧」が誤って添付されていたことが発覚。
送付先一覧には7,468人分の障がい福祉サービス事業所等の管理者や運営法人代表者の個人情報が含まれており、氏名や住所、電話番号、ファックス番号、生年月日などが該当するという。
原因は、運営指導課における事務作業手順の不十分な確認と、複数名によるチェックが不足していたことと説明された。
メール誤送信発覚後、福祉局は対象者である障がい福祉サービス事業所等に対して、誤って送信されたメールの破棄と正しい情報を含む「事務連絡」の再送信を実施。
影響を受けた関係者には謝罪文書が送付されており、対象者には順次経過の説明と謝罪が行われているとのこと。
大阪市福祉局は今後の対策として、全職員に対して事務作業手順の確認を徹底し、複数人によるチェックを強化するなどして再発防止に努めるという。
【参考記事】
報道発表資料 大阪市福祉局における事務連絡メールの添付ファイル誤りによる個人情報の漏えいについて
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/0-Curr.html