大阪松竹座において、個人情報がweb上で閲覧可能となっている事態が確認された。
公表によると、大阪松竹座で行われた「七月大歌舞伎」の切符購入者を対象に募集された「船乗り込み」の申込者の個人情報が、一時的に閲覧可能な状態となっていたという。
原因は、松竹歌舞伎会の会員組織が使用したGoogleフォームの設定不備によるもので、申込者の個人情報が同フォームにアクセスした一部の方から閲覧できる状態となったと説明されている。
この状態は、2024年6月11日16時30分頃から6月12日12時50分頃までの期間続いた。
影響対象として、切符購入者111名分の歌舞伎会会員番号、氏名、参加人数、メールアドレス、郵便番号、住所が該当するという。
なお、個人情報が閲覧可能となったのは当該フォームにアクセスした一部の顧客のみであり、外部からのアクセスは確認されていないとされている。
松竹歌舞伎会は、対応として影響を受けた申込者には、個別に謝罪を実施している。
今後の再発防止策として、フォームの公開時におけるテスト確認とチェック体制の強化を図るとしている。
【参考記事】
個人情報が閲覧可能となる状態が生じましたことに関するご報告とお詫び
https://www.shochiku.co.jp/