埼玉県警は、児童や生徒がインターネット利用に伴うトラブルや犯罪から身を守るための学習教材「サイバーテスト」に、新たに「オンラインゲーム」をテーマとした問題を追加した。
2026年1月15日から同県警のウェブサイトで公開している。
サイバーテストは、小学校などで実施される「カラーテスト」を模したA4判の小テスト形式で作られているのが特徴。
イラストを交えながら、SNSの利用マナーや「闇バイト」への勧誘、ランサムウェアなど、身近に潜むサイバー犯罪の手口や対策を学ぶことができる。
今回追加された「オンラインゲームにひそむ落とし穴」編で、テーマは計6種類となった。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)の協力を得て、実際のトラブル調査や専門家の知見を反映させた。
設問では、ゲーム内のアイテムや通貨を現金で売買する「リアルマネートレード(RMT)」に伴う詐欺被害や、ゲームで知り合った人物と実際に会うリスク、意図せず加害者になってしまうケースなどを取り上げている。親に相談せず課金することの是非や、具体的な行動とトラブルの結末を線で結ぶ問題も盛り込まれ、保護者に向けた解説も付記された。
教材は問題・解答ともにPDF形式で、県警の公式ホームページから無料でダウンロードできる。県警サイバー対策課は「犯罪の手口を知ることがトラブルを防ぐ第一歩となる。学校の授業や家庭での話し合いに活用してほしい」と呼びかけている。
【参考記事】
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0070/kurashi/cyber-test.html