7月17日メディアWebサイト「CNET Japan」は、1371名を対象にした個人情報に関する調査から、パスワード管理においておよそ7割がスマートフォンの「メモアプリ」を使用していることが分かったと公表しました。
CNET Japanが実施した今回の調査は、SNSサービスのパスワード管理についてアンケートを実施したところ、「管理している」と回答した割合は、10代男女で77.7%、20代男女で71.2%、30代男女で69.9%となりました。
管理方法についても調査したところ「スマートフォンメモで管理」との回答が大半を占め、次いで「紙、メモ用紙」による管理が多い結果がでたとのことです。
また、パスワードおよびIDを新規で設定する際の調査においては、全年代において約60%が「同じような番号や文字列を使い回している」との回答とのこと。
情報漏洩の経験の有無についてのアンケートを行ったところ、全年代において平均で30%近くが「経験がある」と回答しており、不審な電話やメール、クレジットカードの不正利用といった被害に遭ったとのことです。
また、並行して行われた「VPNの利用率」や「httpとhttpsの違いの把握」についての調査では、共に2割に満たない結果から、まだまだセキュリティへの認識を高める必要性がわかった調査だったとのことです。
【参考URL】 若者のパスワード管理方法は「スマホメモ」が最多–約2割が個人情報漏えいを経験 |