弘前大学は、2018年5月にフィッシングメールによる不正メール送信被害後の対策に導入した、トレンドマイクロのクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」による導入前後の違いを報告しました。
導入による具体的な効果として、以下のとおりまとめられております。
・毎月5000件以上の不正メール隔離 |
・不審なメールを受信したというユーザーからの報告減少 |
・ITセキュリティ担当者の負担削減(不審なメールの対処に毎月数十件対応が必要だったものが、数件程度に減少) |
Trend Micro Cloud App Security導入以前の、弘前大学内のセキュリティ環境は、次世代型ファイアウォール、エンドポイントセキュリティ、Office 365のフィルタリングを導入しておりました。
しかし、2018年5月にフィッシングメールからメールアカウント情報が漏洩したことで不正アクセス被害に遭い、結果として3151件の不正なメールを外部に送信される被害が発生しました。
同大学はさらなるなりすまし被害を防ぐため、セキュリティ強化を施す必要性が生まれたことで、Trend Micro Cloud App Security導入を決したとのことです。
【参考URL】 弘前大学、フィッシングメール対策を強化–月5000件以上の不正メールを隔離 |