フィッシング対策協議会から、2020年10月度のフィッシング詐欺に関する集計レポートが公開されました。
概要
・10 月のフィッシング報告件数は28,727件で、前月比152件増加
・Amazon、三井住友カード、楽天、MyJCB、総務省(特別定額給付金)をかたるフィッシングメールが全報告数の約90%
・SMSを悪用し、Appleやクレジットカードブランド、宅配業者の不在通知を騙る手口も増加傾向
・なりすましのSMS内に記載されたURLから、不正なアプリのインストールやフィッシングサイトに誘導される被害が出ている
対策
フィッシング対策協議会が推奨する対策方法としては以下の通り紹介されている。
・ログインを促す不審なメールやSMSは、本文内のリンクからアクセスせず、
ブックマークや正規のアプリからアクセスする
・DMARC (送信ドメイン認証技術) を導入
・迷惑メールフィルタを設定する
・運営者情報や問い合わせ先、詐欺事例の有無などを確認する
【参考URL】 2020/10 フィッシング報告状況—-フィッシング対策協議会 |