トレンドマイクロの子会社「VicOne」は、コネクテッドカーの脆弱性を発見する「Pwn2Own Automotive 2024」と題するハッキングコンテストを開催する。
同社は、自動車産業用セキュリティソフトやサービス開発事業を展開している。
当該コンテストはテスラ社がタイトルスポンサーを務め、トレンドマイクロ社がスポンサーとなっており、参加者には合計100万ドル以上に相当する賞金と賞品が提供される。
参加者は、「テスラ」「車載インフォテインメント」「電気自動車充電器」「オペレーティングシステム」の全4つのカテゴリでそれぞれ競争が行われ、ターゲットを最も早くハッキングすることに成功した参加者が賞金を獲得できる。
参加者は、ハッキングにおいては既存のものではなく新たに発見した脆弱性を活用する必要があり、いかにコネクテッドカーのプログラムやプロセス経路を改変できるかが勝負につながる。
VicOneのCEOは、「（Pwn2Own Automotive 2024開催は）コネクテッドカーへの将来の攻撃に備え、進化する脅威環境を予測して対処する上で世界の自動車産業にとって極めて重要」とコメントしている。
当該コンテストは、東京ビッグサイトにて2024年1月24日から26日までの期間開かれる予定。
【参考記事】
www.zerodayinitiative.com/Pwn2OwnAuto2024Rules.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000122275.html