「我々はソニーの全システムを侵害することに成功した」ハッカー集団ダークウェブ上にデータを列挙

ソニーグループにおいて、同社のシステムがハッカー集団に攻撃を受けた可能性が判明している。

アメリカのセキュリティブログの「Cybersecurity Connect」によると、ハッカー集団「Ransomed.vc」からインターネットとダークウェブ上で「我々はソニーの全システムを(ランサムウェアにより)侵害することに成功した」と公表、しかしソニーが対価に応じないことから窃取した情報を流出するというもの。

Ransomed.vcは、窃取したとみられるソニーグループ内部のシステムログイン画面のスクリーンショットやPowerPoint資料、HTMLデータなど大量のドキュメントファイルを列挙している。
2011年にソニーのPlayStation Networkでの大規模インシデントにより、約7,700万件の登録アカウントが侵害された過去からも、今回被害における信憑性が考えられる一方、「ソニーのすべてのデータ」にしては量が少ないという疑問視もされている。
なお、ソニーは被害の真偽やデータ流出に関する情報は調査中として情報は開示していない。

また現状ソニーにフォーカスされている状況だが、実際はソニーだけでなくNTTドコモなど含む多数の企業がターゲットとされている可能性が浮上している。

【参考記事】
https://gigazine.net/news/
https://ledge.ai/categories/business

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