米ミシシッピ州最大の医療機関にランサムウェア攻撃 外来診療が全面停止

ミシシッピ州最大の医療機関である「ミシシッピ大学医療センター(UMMC)」は、2026年2月19日早朝に発生したランサムウェア攻撃により、深刻な影響を受け続けている。
攻撃は同センターのITネットワークと複数のシステムに及び、電子カルテシステムのEpic(医療現場で広く使われる電子医療記録プラットフォーム)が使用不能となった。
これを受け、UMMCは州内にある約35カ所の外来診療所をすべて閉鎖。
選択的手術や予定されていた外来診療を次々とキャンセルしており、腎臓透析専門の診療所を除き、患者の新規受け入れは停止されている。
2月24日時点で閉鎖は1週間に及び、少なくとも2月25日まで継続される見通しだという。
病院本体とジャクソン、グレナダ、マディソン郡、ホームズ郡にある救急部門は通常通り稼働を維持するも、電話システムや公式ウェブサイトも長期間ダウンしたままとなっていた。
センターの健康問題担当副学長であるLouAnn Woodward氏は記者会見で、攻撃がランサムウェアによるものであることを認め、連邦捜査局(FBI)を含む当局と協力して対応を進めていると説明している。
なお攻撃者とのやり取りについては詳細を明らかにしていない。

攻撃による患者情報の流出の有無や全体の被害規模については、現在も調査中であり、再開時期は未定の状況が続いている。
UMMCは患者向けに電話による相談窓口を設け、緊急度の判断や代替の医療機関案内を行っている。

【参考記事】
https://www.clarionledger.com/story/news/2026/02/24/when-will-university-of-mississippi-medical-center-clinics-reopen-after-cyberattack-call-triage-line/88839088007/
https://www.mississippifreepress.org/university-of-mississippi-medical-center-clinics-remain-closed-nearly-a-week-after-cyber-attack/
https://www.healthcaredive.com/news/university-of-mississippi-medical-center-ransomware-attack/812823/

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