印刷のTOPPANでランサムウェア 顧客情報が流出か

大手印刷「TOPPANホールディングス」でランサムウェアによるサイバー攻撃被害が検知された。

公表によると攻撃は2025年4月1日に発覚。
同社の海外グループ会社である「TOPPAN Next Tech Pte. Ltd.(以下、TNT社)」のシンガポール拠点で確認されている。
当該攻撃によりTNT社の一部サーバーが暗号化され、顧客情報の一部が流出した可能性があるという。
現在は、シンガポール当局への報告を終えるとともに、専門家の支援のもと影響範囲の特定に向けた調査を進めている。
TOPPANは、「TNT社のネットワークは他のグループ会社と接続されておらず、日本を含む他のグループ会社のネットワークや受託業務には影響がない」と説明。
被害がグループ全体に波及していないことを強調している。

同社は、「お取引先様、情報が流出した可能性のある皆様ならびに関係者の方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後、新たな事実が判明した場合には速やかに報告するとしている。

【参考記事】
https://www.holdings.toppan.com/ja/

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