「RemoteWorks」9月末で全サービス終了を公表 原因はサービス内のシステム障害

6月18日、TIS株式会社は、リモートアクセスツール「RemoteWorks」の全サービス提供を終了すると発表しました。

概要

TIS社は、RemoteWorks終了の理由として、2020年3月末ごろから発生していた当サービスの利用におけるシステム障害を挙げており、利用時に「別のユーザーIDのエラーメッセージが表示される」、「他ユーザーの利用中画面が表示される」といった事象が発生していたとのことです。

原因

原因究明を行ったところ、RemoteWorksのシステム内での通信負荷が増大しユーザー間でのセッションの切り替えに遅延が発生したことによるものだったことが判明したとのことです。
なお、当該システム障害に外部からの不正アクセスや脆弱性を狙ったサイバー攻撃などは確認されていないとしております。

今後の対応

RemoteWorksの全サービス終了は、2020年9月末日と予定されており、TIS社はユーザに対し利用終了の手続きや代替サービスなどのアテンドが進められております。
 

【参考URL】
RemoteWorks のサービス終了について

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