静岡市が運営する「静岡県地理情報システム(GIS)」で公開されていた道路台帳図面の一部に、個人情報が記載されていたことが判明。
氏名や地番といった個人情報5,733名分が含まれていたという。
2024年11月12日、国土交通省が地方自治体に対し、道路台帳図面での個人情報取り扱いに関する注意喚起を行ったことを受け、市がGIS上で公開している資料を確認。
その結果、道路台帳図面上に個人情報が含まれていた事実が発覚している。
2018年11月12日から約5年半にわたって個人情報が公開されていたことが明らかになっている。
市は対応として、発覚同日中に公開を停止。
全ての道路台帳図面を確認し、個人情報を削除した上で2025年2月ごろから再公開するとしている。
今後の対策として、道路台帳を扱う関係者への情報取り扱いに関する周知を徹底、作成マニュアルを改定し注意事項を明記、図面の更新時は複数名で個人情報が記載されていないか全数確認を実施するなど挙げている。