東大阪市の「山藤三陽印刷」社において、2026年2月に同社サーバーがランサムウェアによる被害が発生。
外部専門機関の支援を受け調査を進めており、3月3日時点で最新の第3報を公表。
現時点でデータ外部流出の明確な証拠は確認されていないものの、ログの不完全さから完全な否定は難しく、調査を継続している状況とのこと。
同社によると、2026年2月18日にセキュリティ企業「Sophos」から攻撃に関する通知を受けたことで問題が浮上。
翌19日に一部サーバーがランサムウェアに感染していることが確認され、関係システムのネットワークを遮断、外部専門機関や関係当局と連携した対応が開始された。
2月20日には第1報として公式サイトで事態を公表。
「一部の社内サーバーと関連機器が影響を受けたが、業務継続に必要な生産体制には支障がない」と説明され、取引先から預かった原稿データや業務データは別環境で管理されていることから二次被害は発生していないと報告した。
また、Sophos社による詳細調査の結果でも、情報流出や攻撃者が運営するデータリークサイトに同社データが公開・掲載された形跡も確認されていない。
ただし、発生当時に遡る一部データが不十分なため、データ流出の有無を完全に断定することは困難な状況とのこと。
同社は「全社を挙げて情報セキュリティ体制の強化に取り組む」との方針を示しており、新たな事実が判明した場合は速やかに公式サイトで公表する予定としている。
なお、生産・出荷体制といった業務への支障はなく、取引先への波及被害も確認されていないと報告されていない。