セキュリティベンダー「マカフィー」社から、夏休みに向けたセキュリティ状況に関する調査レポートを公表されている。
当該レポートは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、インド、日本の約7,000名を対象に行われたアンケートをもとに作成されている。
同調査によると、約30%がオンライン上での詐欺に遭遇したと回答、その内34%は1,000ドル以上の被害を受けていたとのこと。
日本に限定すると、約35%で約138,605円以上の被害に遭っていたことが分かっている。
日本人の80%は旅行予約をオンラインで行うことがあり、62%が国内旅行、42%が海外旅行を計画するとされている。
アンケートでは、80%以上が公衆Wi-Fiに接続する際に注意すると回答していながら、実際にセキュリティを理由に接続しないのは20%程だったという。
当該調査結果から、夏休み期間をはじめとする長期休暇における旅行計画時は、セキュリティに対する意識が低下することが懸念されている。
マカフィー社は、対策方法として、「フィッシング詐欺や偽サイトからのリンクをクリックしない」、「公共Wi-Fiに接続する際は注意」、「個人情報や支払いに関する詳細を入力する前に信頼性を確認する」など推奨している。