9月フィッシング詐欺被害件数は前月比で7,761件増 フィッシング対策協議会注意喚起

フィッシング対策協議会から、9月に同協会に寄せられたフィッシング詐欺の報告件数についてのレポートが公開されました。

概要

レポートによると、9月のフィッシングに関する報告件数は28,575件で、前月比で7,761件増加という結果となったとのこと。

出典: フィッシング対策協議会

フィッシングメールが大量に送信されており、確認されたメール全体の9割以上がAmazonをはじめ楽天、三井住友カード、LINEといった有名ブランドになりすましたものだったとのことです。
また、宅配業者になりすましたショートメッセージによる被害報告も寄せられているとのことで、メッセージ内のURLにアクセスしたことでクレジットカード情報を入力させられたり、不正なアプリのインストールを促されるといったものです。
その他では、一部クレジットカードブランドや金融機関を称してSNS や検索サイト上で偽の広告を表示させるフィッシングの手口も確認されているようです。

対策

フィッシング対策協議会からは、フィッシング詐欺への対策方法として以下の内容を推奨しております。

・使用端末の迷惑メールフィルタ機能を有効化
・目的のサービスを利用する際は、正規アプリの使用や、正規のサービスページをあらかじめブックマーク登録しておく
・メールやSMSなどで、個人情報やID・パスワードを求められた際は、公式サイトなどで確認する

 

【参考URL】
2020/09 フィッシング報告状況—フィッシング対策協議会

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