9月19日、産業向けフラッシュストレージの独立メーカー「Swissbit」からセキュリティに重視したmicroSDカードが発表された。
microSDカードには「iShield Archive」と名付けられ、ビデオや画像データの暗号化を行い不正アクセスや権限を持たない人物によるデータの閲覧やコピー、消去からの保護を目的とした製品となっているとのこと。
同カードの機能として、記録されたデータは専用ソフトウェアによりAES-256ビット暗号化で保護され、カードを取り外す、または電源を切ることでアクセス不能となり初期設定時のユーザーPIN認証を求められる仕様となっている。
また、管理者用の暗証番号を使用して誤ってデータ消去しないよう保護するオプションも備わっており、使用可能環境としてWindowsをはじめmacOS、Linuxなど主要OSに対応している。
機密性とGDPR法に対応するなど企業組織向け機能が備わっているが、一般的なカメラでの使用も可能であることから一般ユーザーにも実用可能なものとなっている。
iShield Archiveは16GB、32GB、64GBとそれぞれ3タイプの容量が提供される予定。