アメリカのビジネスチャットツール「Slack」を提供するSlack Technology社において、顧客情報が誤って流出する事態が確認された。
概要
Slack Technology社で問題が発覚したのは7月11日。
アメリカのサービス提携先企業からの指摘によるものだった。
提携先企業へ「Slack」のワークスペースに関するデータを共有する際、誤って別の提携先である「株式会社プレイド」のデータを共有したという。
影響と対応
誤って共有されたデータには以下内容が含まれていた。
影響対象:
プレイド社の顧客および従業員2,555名
流出情報:
メールアドレス、SlackユーザーID、チャンネルIDなど
Slack Technology社は、共有時に使用したクラウドへのアクセス権を停止し、誤送付先企業からデータを回収。
また、報告を受けたプレイド社は、関係者への状況説明を行っている。
なおプレイド社が公表した8月29日時点では、当該データの二次被害などは確認されていない。
【参考URL】 「Slack」における当社関係者のメールアドレス等漏えいに関するお知らせ https://plaid.co.jp/ |