上智大学において、メールの誤送信による学生の情報流出が発生。
2024年5月16日、上智大学グローバル教育センターは、短期留学プログラムに参加する学生リストを作成して海外の協定校にメール送信した。
しかし、この際に誤って全正規生の個人情報を含むファイルを添付していたことで問題が発生した。
グローバル教育センターでは、短期プログラム参加者リストを作成する際、上智大学に在籍する学生の情報を含むマスターデータを使用しているが、メール内にマスターデータが残ったまま送信されていたという。
誤送信されたファイルは、海外協定校3校のプログラム担当者計3名に送信されており、学生番号、所属学部・学科、学年、氏名、生年月日、国籍など、計13,949名の個人情報が含まれていた。
上智大学は誤送信先の協定校担当者にデータの削除を依頼し、全学生には個別での謝罪と状況説明を行っている。
なお、公表時点で情報流出による被害報告はないとされている。
今後の対策として、全教職員に対して個人情報の取り扱いについて改めて注意喚起を行い、メール送信時の確認徹底を図るとしている。
【参考記事】
メールの誤送信による個人情報の流出について
https://www.sophia.ac.jp/jpn/