名古屋の不動産サイトがランサムウェア被害 影響範囲の特定つづく

名古屋を拠点に不動産事業を展開する「住みかえ.net」は、2025年3月9日に発生した社内サーバーおよびシステムの障害が、外部からの不正アクセスによるランサムウェア攻撃によって引き起こされたものであると発表した。

運営の「リアルウッドマーケティング」社によると、攻撃によりサーバー内のファイルが暗号化される被害を受けたという。
事態を確認後、対象サーバーおよび関連機器をインターネットや社内ネットワークから即時遮断し、安全対策を実施。
現在は外部の専門家の助言を受けながら、フォレンジック調査や影響範囲の特定、システムの復旧作業を進めているという。
なお、同社は所轄の警察署および個人情報保護委員会に対し、状況を報告・相談している。2025年4月22日時点では、個人情報の流出やそれに起因する二次被害は確認されていない。
また、加害者に対して同社からの接触は一切行っていないと明言している。
同社は「お客さまをはじめ、関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後は、外部専門家の協力を得ながら再発防止に向けた体制強化に努めるとしている。

【参考記事】
https://www.sumi-kae.net/

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