1月15日、東京商工リサーチから2020年度における個人情報漏洩に関わる事故を公表した上場企業ならびに子会社のデータを公開した。
レポート概要
個人情報漏洩にかかる事故件数は、前年比19.7%増加の103件との結果だった。
103件の内、「ウイルス感染・不正アクセス」によるもので51件との結果で、他の原因と比較して最も多かったという。
事故原因として多かったのは、「誤表示・誤送信」、メール誤送信などの人為的ミスなどが挙がった。
ひとつの事故ごとの情報漏洩したデータ数の平均は57万8,714件。
「ウイルス感染・不正アクセス」が原因で、他の原因と比較しても桁違いに膨大だったという。
2020年の情報流出件数ランク
2020年において情報流出件数のランキングとして、みずほフィナンシャルグループでの669,000件、楽天の1,486,291件、最多はソフトバンクグループ20,076,016件という結果となった。
詳細は以下のとおり公表されている。
【参考URL】 「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2020年) |