「進学ナビ」通算3年2か月分の個人情報流出の疑い 不正アクセス

進学情報ポータルサイト「進学ナビ」で不正アクセス被害が発生。
個人情報流出の可能性が確認されている。

サイト運営の「KS」社によると、不正アクセスは2025年8月21日に発生。
海外の特定のIPアドレスから不正アクセスが実行されていたという。
その後、一時的にサイトを閉鎖。
調査した結果、2012年9月から2014年3月と、2015年9月から2017年5月のそれぞれ期間に「進学ナビ」で資料請求やオープンキャンパスの申込みをした利用者の個人情報が流出したとみられている。
流出したとされているのは氏名、住所、電話番号、メールアドレス、高校名、学年、生年月日、性別など。
なお、パスワード情報の不正アクセスは確認されていないとされている。

現時点では、実際の情報流通や不正利用の報告はなく、SNSやダークウェブ上でも痕跡は確認されていないとのこと。
KS社は「不審な電話やメールには応じないよう注意してほしい」と呼びかけた。
不正アクセス発覚後、同社はサイトを停止し、外部の専門機関と連携してセキュリティ体制の全面的な見直しを実施。
ファイアウォールの強化や海外からのアクセス遮断などの対策を講じており、9月10日に安全性が確認されたことでサービスを再開したと報告している。
同社は「今回の事態を重く受け止め、再発防止に全力で取り組む」とし、今後も継続的な監視と改善を行うとのこと。

【参考記事】
https://ksengo.co.jp/

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