オートバイ、自転車用品オンラインショップでクレジット利用者情報流出【タナックス】

オートバイや自転車の関連用品を取り扱う「TANAXオンラインショップ」において、第三者から不正アクセス被害が確認されている。

概要

同サイトの運営会社である「タナックス株式会社」によると、不正アクセスが発覚したのは1月7日。
顧客からクレジットカード情報の流出を懸念する連絡が入ったことで問題が浮上。
調査機関による調査の結果、同サイトでセキュリティ上の脆弱性が見つかっており、第三者に決済システムの改ざんを受けたことが確認されている。

被害対象

当該不正アクセスにより影響があったのは、2020年12月7日から2021年1月7日までの期間「TANAXオンラインショップ」でクレジットカード決済を利用した顧客26名。
氏名や住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード名義、番号、有効期限、セキュリティコード、3Dセキュアのパスワードなどの個人情報が攻撃者に流出した可能性があるとのこと。

対応

タナックス社は、クレジットカード会社と連携して被害対象とみられる取引内容のモニタリングを実施。
全顧客に対し、クレジットカード明細内に身に覚えのない項目がないか確認を呼び掛けている。
なお、不正アクセス発覚後に「TANAXオンラインショップ」でのクレジットカード決済は停止している。