USB紛失で1万1,147名分の情報流出　化粧・医薬品販売【たしろ薬品】

化粧品や医薬品の販売を展開する「株式会社たしろ薬品」において、顧客情報が記録されたUSBメモリの紛失が発生している。

概要

USBメモリの紛失は、同社の「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe　ルミネ横浜店」閉店作業時に発生。
7月20日、顧客から購入履歴に関する問い合わせに対応する際に、顧客情報が記録されたUSBの確認が必要だったものの、想定していた保管場所に存在しなかったという。

流出した情報

紛失したUSBメモリには、2011年1月27日から22年7月10日までの期間に同店舗で「カネボウ化粧品」の商品を購入した顧客情報が記録されていた。
確認されているデータ内容は、1万1,147名分の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴などの個人情報を含んでいたという。
なお、カネボウ化粧品以外のブランド商品の購入者情報は影響対象外と説明されている。

対応

たしろ薬品社は、紛失が判明した後警察および交通機関などに捜索届を提出。
また、紛失したデータについてはカネボウ化粧品からバックアップを取得し復旧を行ったという。
今後は、個人情報の管理体制を見直し再発防止を図るとしている。