セキュリティ・通信機器メーカーが不正アクセス 従業員アカウントから大量のスパムメールが

セキュリティや通信関連機器の設計開発事業を展開している「ティービーアイ」社は、従業員のメールアカウントが第三者による不正アクセスを受けた。

同社公表によると、2024年12月末から2025年1月初頭にかけて従業員1名のメールアカウントに海外からの不正アクセスが複数回行われたことが確認された。
その後、2024年12月28日から2025年1月2日の間に複数のスパムメールが対象アカウントから送信されたが、メールシステムのセキュリティ機能が1月2日に自動的に送信を停止。
1月6日にパスワードを変更したことで不正アクセスが阻止され、1月9日には対象アカウントを完全に停止したと説明している。
公表時点で同社取引先のメールアドレスへの直接的なスパムメール送信は確認されていないものの、対象アカウント内に保存されていた情報が第三者により閲覧された可能性が懸念されている状況とされている。

ティービーアイは、「多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。
今後は、監視体制の強化とセキュリティ対策の向上に努めるとし、問い合わせには同社IT課が担当するとされている。

【参考記事】
https://www.tbeye.com/

最新情報をチェックしよう!