総合的に脆弱性を検知するツール「Nessus」の開発を手掛けている企業「Tenable Network Security Japan」より、過去2年間の日本国内においてのサイバー攻撃による被害内容をまとめた報告書が公表されました。
過去2年間で、1回以上のサイバー攻撃を受けた組織の割合は91%で、
情報漏洩や業務、工場、機器稼働の深刻な混乱および中断が2回以上発生した割合は60%という結果が出たとのことです。
今回の調査で、「セキュリティ部門には迅速に脆弱性をスキャンする人材が十分にいない」と答えた回答者の割合が58%で、多くの企業や組織でサイバー攻撃による被害が発生しているにもかかわらず、リスクに対する業務コストを把握できていないと分析されております。
【参考URL】 9割の組織にサイバー被害があるものの、5割以上は「業務コスト」を把握していない――Tenableの調査 |