東映ビデオオンラインショップに不正アクセス　情報流出の痕跡認められるも原因は不明

9月30日、東映ビデオ株式会社が運営する「東映ビデオ オンラインショップ」が第三者からの不正アクセスを受け、福栖のクレジットカード情報が流出したことが判明しました。

概要

5月11日、クレジットカード会社から同ショップから顧客のクレジットカード情報流出を懸念する連絡があり問題が浮上、東映ビデオ社はサイトの全サービス停止および調査機関への調査依頼を行いました。
調査の結果、2019年5月27日から2020年5月11日までの期間外部からの不正アクセスのログが確認されたものの、クレジットカード情報窃取を目的とした不正な改ざんおよび不審なプログラムなどは検知されなかったとのことです。

なお、情報流出の影響は2019年5月27日から2020年5月11日までの期間、「東映ビデオ オンラインショップ」においてクレジットカード決済を利用した顧客10,021名が該当するとのことで、カード名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどの情報が含まれているとのことです。

対応

東映ビデオ社は、現在クレジットカード会社と連携し被害対象とみられるクレジットカードの取引状況のモニタリングおよび現行のシステムの破棄と新システム環境への移行を進めている状況と説明しております。
加えて全顧客に対し、クレジットカードの利用明細内に身に覚えのない請求項目がないか確認するよう呼びかけを行っております。