2024年9月10日、東北電力ネットワーク社に勤務する社員が、顧客情報を不正に利用し、脅迫行為を行った疑いで逮捕された。
捜査によると容疑者は、会社の顧客情報を悪用して20代の山形県内の女性に対して性的関係を迫る内容のはがきを郵送していたとして容疑を認めている。
また2018年以降、同様の被害を訴える相談が10件以上寄せられており警察はさらなる関連を調査しているとのこと。
容疑者は東北地方および新潟県のすべての顧客の個人情報を閲覧できる立場にあり、今回の事件ではその立場を悪用したとみられている。
東北電力ネットワークは、再発防止のため個人情報の管理強化と社員教育を徹底するとしており、警察の捜査に全面的に協力する方針を示している。